出張先の宿いろいろ

以前,Macの共有フォルダで所内に公開していたもので,ご好評につきここに一般公開しちゃいます。随時追加。

注1:実況の年次に注意。古いのもあるので現在は何か違っているかもしれません。
注2:定宿が混雑するとやだから,電話番号は教えてあげない。


大分県

◆国民宿舎コスモス荘

所在地:玖珠郡九重町,長者原(ちょうじゃばる)

宿泊費:一泊二食=6000円前後

実況(1990):「湯坪地域」1年目の宿。国民宿舎だからあまり期待はしていなかったが,まあ予想通りである。部屋に箒があった(自分で掃除しろということか?)。それより最大の問題は暖房であった。九州だから冬でも調査できると思って,他の仕事が片づいた12月に入ってから行ったら,部屋の暖房が石油ファンヒーターで,これを消したとたんに不完全燃焼ガスが大量に出て,とんでもない臭いがして目が痛くなったので,やむを得ず換気すると当然のことながら寒い。ヒーターをつけっぱなしで寝るわけにもいかないが,寝る前に部屋を暖めておくこともできず,ひたすら寒かった。夏場なら暖房の問題はないから大丈夫かもしれない。でも食事も冷え切ったかき揚げだったりして,ちょっとねえ。椙腹氏によれば,九重山の南側の赤川にある国民宿舎よりはマシだそうである。

◆九重観光ホテル

所在地:玖珠郡九重町,牧ノ戸温泉

宿泊費:一泊二食=12000円前後

実況(1991):「湯坪地域」2年目の宿。この年も冬場のフィールドとなり,コスモス荘には懲りたので,ちょっとくらい自腹を切ってもいいからいい宿に泊まったろと思ってここにしてみた。前年にこのホテルの敷地内の温泉井に目を付けていたのでそれを見るつもりもあった(地熱発電所のぺーじを参照)。結果としては大正解。部屋は広くて(シーズンオフでもあったが)セントラルヒーティング,食事もいいし,風呂も広くてきれいだし,三俣山を正面に眺められる露天風呂が付いている。強いて文句を付けるとすれば,露天風呂がちょっと熱いことであろうか。寒い所を走って行ってドボンと飛び込むと「あっちっち」と飛び出すはめになり,出れば寒いし入れば熱いしで,結局熱いのをがまんして入った。しかしこのホテルはお勧めである。

◆やまなみ荘

所在地:玖珠郡九重町,牧ノ戸温泉

宿泊費:一泊二食=15000円前後

実況(1992):「湯坪地域」3年目の宿。この年は九重観光ホテルが取れなかったので,高いとは思ったが隣のやまなみ荘にしてみた。しかしこれは失敗で,九重観光ホテルより高いくせに内容はちょっと劣る。同じくシーズンオフだが部屋が狭い,食事もちょっと落ちる,露天風呂はないし浴室へ行く廊下に配管がむき出しになっていたりして美しくない。3日ほど泊まっていたら部屋係のオバサンに「バーベキューもありますけどいかがですか」と言われたが,一人でバーベキューしてどーするんや! このオバサンも話好きでうっとーしかったが,フロントのオッサンまで「今日はどちらまで?」などとうるさい。ほっといてんか。

◆宝珠ハイツホテル

所在地:玖珠郡九重町,筋湯温泉

宿泊費:よーわからん

実況(1991):NEDOの現地会議で行ったホテル。大岳・八丁原地熱発電所に近い。たしかこのホテルで昼食,午後は会議,夜は宴会というスケジュールだったが,昼前にホテルに到着して,「昼食の用意ができました」というので大広間に行ってみると,一人用の小さい御膳がずらりと並んでその上にカレーライスが一皿ずつ載っていたので,全員絶句した。夜の宴会の時も紙鍋が燃えだして大広間が煙ったりして,話題を提供してくれるホテルである。筋湯名物の打たせ湯のある風呂と,ぬるめの露天風呂があり,裏口から出ると共同の打たせ湯にもすぐ行ける。打たせ湯は肩こりに効きまっせ。

◆ビジネスホテルフジヨシ

所在地:別府駅前

宿泊費:シングル一泊5000円弱

実況(2000):WGC2000で泊まった。とにかく安い。そしてボロい。駅から一番近いのが唯一の取り柄である。部屋に冷蔵庫がないので風呂上がりに冷たいものが飲めない。もーちょっとマシなところに泊まりたかったが,うちにある(ちょっと古い)ガイドブックではどのホテルも同じようなものだった。つい最近できたらしいシーウェーブというホテルが7000円クラスでよさそうだった。

◆杉の井ホテル

所在地:別府市観海寺温泉

宿泊費:15000円〜?

実況(1982, 1988):3000kWの地熱発電所を持っているので地熱業界ではつとに有名。大規模豪華ホテルのほかにもいろいろなレジャー施設があるので,オンシーズンには地熱発電だけでは足りないという(地熱発電所のぺーじも参照されたい)。1988年の国際シンポジウムの会場となった時,リッチにもここに宿泊する人がいたが,その人からルームキーを借りてタダでジャングル風呂に入りに行ったちゃっかり者もいた(宿泊者はルームキーを見せれば無料)。むかし夏休みに旅行で泊まったことがあるが,オンシーズンだからか宿泊客数に比してエレベーターが不足するらしく,満員で通過するばかりでいつまでたっても乗れなかった。食事は全部バイキングでこれまたえらい混雑である。なお,ホテル直下の急崖は朝見川断層という活断層崖であるからついでに見学しよう。

◆ホテルソシア

所在地:日田市日田駅前

宿泊費:シングル一泊7000円〜

実況((2000-2002):たぶん日田でいちばんホテルらしいホテル。部屋は広めだし,浴槽が大きめで深いのが日本人好み。最初に行った時はテレビと受信機の相性が悪いとかで雑音が多く見づらかったが,翌年には直っていた。駅前のわりに駐車場は広いが,それでもちょっと遅く帰るとすぐ満車になるのだけは困ったもんである。宿泊客以外に会合なども多いらしい。すぐそばにダイエーがあって便利。


山口県

◆ホテル喜良久

所在地:山口市湯田温泉

宿泊費:シングル一泊5000円〜

実況(2002):「喜」は本当は七が3つ。「きらく」と読む。温泉旅館のような名前だがれっきとしたビジネスホテル。但し場所が温泉街だから温泉大浴場もあるよ。ケロリンの洗面器付き。ガイドブックには6000円からと書いてあったが5000円だった(季節料金かな、オフだったし)。にしては立派。禁煙室あり。表通りから1本引っ込んでいるので静かで良い。空いてたせいかレストランに誰もいなくてちょっと寂しかったが、「煮物定食」ってなに?って訊いたら煮魚だというので頼んだら、鯛が丸ごと1匹煮付けになって出てきて1200円は安いです。さすが山口。

◆ホテルニュータナカ

所在地:山口市湯田温泉

宿泊費:シングル一泊7800円〜

実況(2002):満室だったので泊まってないけど、地下の中華料理店で湯麺と水餃子を食ったらめちゃうまかったのでおすすめ。


岡山県

◆第一イン岡山  2003.9.16

所在地:岡山駅前(西口)

宿泊費:シングル一泊6000〜7000円

実況(2003):岡山駅西口の真前。岡山駅は東口の方がメインなのでちょっと裏口っぽいが、こちらは岡山大・岡山理大行バス停の真前なのでそっち方面に用がある時は便利。料金はほどほどだが建物や設備はちょっと年季が入っている。泊まった部屋はシングルだけどエキストラベッドが入っていて、荷物を置けるのはいいんだけど、そんなスペースがあったら蝉ダブルにしてほしかったよ〜。冷蔵庫は空っぽで自分で買って来て入れる方式だが自販機は各階に完備。バスルームがちょっと狭く、消耗品類はボディソープとリンスインシャンプーのディスペンサーの他に歯ブラシしか無くて、それ以外はフロントに言えばくれるらしい(私は持ち歩いているのでいらんが)。


三重県

◆とよや

所在地:度会郡南勢町,五ヶ所湾,礫浦(さざらうら)

宿泊費:一泊二食=1985年当時6000円,1990年頃8000円

実況(1985, 1990頃):修論(1年しかやってないが)のフィールド。当時は「豊屋」という名前で,本当にだだっ広い漁師の家という感じで,迷路のような漁村(ほんとーに迷いました)のど真ん中かつ調べていた露頭のすぐ裏手にあって,景気のいい奥さんがいて,夕食にはその日にとれた魚が豪快に並び(しかし私は無脊椎動物は苦手なのでアワビの煮付なんか手をつけないのに毎日出るのには閉口した),冬場に行くと寒いからといって豚汁を出してくれたりして,素朴な民宿で良かったなあ。数年後に遊びに行ってみると,海の見える丘に引っ越していて,「マリンハウスとよや」とかいう名前になっていて,軽薄なペンションみたいな建物になっていて,普通の旅館とかわりばえのしない料理が出てきて,奥さんが何だかしょぼんとしていて,ちょっとがっかりした。


静岡県

◆菊屋

所在地:引佐郡三ヶ日町,町内

宿泊費:一泊二食=1984年当時4000円

実況(1984):卒論のフィールド。菊屋はかなり昔から旅館をやっているというので,三ヶ日は東海道の裏街道(姫街道と呼ばれる)でもあることだし,江戸時代からの旅篭なのかと思ったら,大正時代からだそうである(いや地質学的に昔であることを期待したわけじゃないけど)。建物も食事も値段なりである。でも今この値段では泊まれないだろーな。卒論の時は三ヶ日駅前に原チャリを置いといて電車で日帰りしたりしていたので,実はあまり泊まっていない。原チャリでこけて大ケガ(?)をした時には世話になった(詳細はげっ!報にて準備中)。

◆KKR千歳荘

所在地:田方郡伊豆長岡町,古奈温泉

宿泊費:忘れた

実況(1988-1990):丹那の仕事をしていた時の宿。地震地質課にいた耶麻咲氏の定宿だったので,行くたびにオバサンに「耶麻咲さんは来ないの?」としつこく聞かれた。部屋も食事もフツーのKKR。大勢で丹那の巡検に行った時,1卓囲んでちまちま勝っていたのだが,ギャラリーだった多摩さんが退屈そうなので替わってあげたら,とたんに大負けしよった。尾壁さんはタバコを吸いながら居眠りして畳を焦がした。

◆静岡オレンジホテル  2003.9.22

所在地:静岡駅南口から徒歩5分くらい

宿泊費:シングル1泊5000〜6000円

実況(2003):裏日記にも書いたとおり地質学会の宿取りに出遅れてここしかなかった。フロントが2階にあるが、エスカレーター無し、エレベーターもすぐわかる所に無いので階段を上らなければいかんので荷物が重い時はやだなあ。部屋は普通でベッドは蝉ダブル、冷蔵庫は空、バスルームが狭いのはしゃーない、予想よりは良いかな‥‥と思ったらティッシュが無いっ!アレルギー持ちなのでティッシュは必需品なのだが。そしてベッドサイドに物を置く棚などが何も無いので眼鏡とか目覚ましとかが置けない。部屋の机にあるホテル案内もすごく簡単で、笑ったのは「テレビジョン・コイン式なっておちます。」あながち間違ってないかも‥‥しかしその後に「一般放送は無料」それを先に書けっ!有料はビデオだけじゃないか。2泊目、冷蔵庫に「ホテルからのサービスです」とドリンク剤が入っていた。名大の人にも会ってやっぱり地質学会御用達だった。不満といえばフロントまでの階段とティッシュが無いこととベッドサイドに物が置けないことと周辺がちょっとごみごみしてることと、何より静大行のバス停が駅の反対側で遠いことだぁ。


東京都

◆銀座国際ホテル

所在地:新橋駅近く

宿泊費:シングル素泊まり=13000円〜、インターネット割引(旅の窓口)あり

実況(2002):産総研の臨海副都心センター(お台場サイト)で学会だったので、ゆりかもめの駅に近いとゆーことで選んだ。ゆりかもめ、地下鉄、JRの新橋駅から2、3分で便利。隣が博品館だし(こらっ)。場所が場所だから高いのは仕方がない。レストランはイタリアンだけでめちゃ高だ。しかも朝飯がない、ので文句を言う人がいるらしいが、こちらはどーせ朝はコーヒーだけな人間なので近所のスタバでじゅーぶんです。隣の部屋より廊下の音がよく聞こえるのはホテルの常だが、ここは特に丸聞こえで、鍵が開けにくいのかガチャガチャする音や話し声(ツインルームも多いので連れとしゃべる人がいる)が大きくて寝付かれなかった。それとバスタブの排水が悪い。「旅の窓口」の情報を見たら利用者がみんなそう書いていた。あとフロントのおっさんがいかにもおっさんなのですが>それがどーした。


千葉県

◆ホテルグリーンタワー幕張  2003.5.30

所在地:海浜幕張駅と幕張メッセの間くらい

宿泊費:シングル素泊まり=10000円〜、インターネット割引あり

実況(2003):いや実は、ネット予約が不調で、空室が表示されるのに蹴られるもんだから、電話で苦情を言って学会割引を使った(直ったかな?)。でもこの好立地だから割引なしでも安いと言えるかも。すくなくともこの近辺では一番安い。入るなりポーターが荷物を持ってくれたりしてサービスがすごく良いので、高級ホテルに不慣れな人は戸惑ったりするとかっちょ悪いから注意。でも研修中のポーターさん、部屋まで荷物を持ってくれたのはいいけど、床に置いてって、後で見たら荷物用のスタンドがあるじゃん、使えよ(笑)。部屋は広くて綺麗で良、インターネット用のモデムコンセントもあるよ。風呂は部屋に比べるとちょっと狭いってゆーか普通(直前に泊まったフォルクローロ大湊の風呂が広かったから狭いような気がするんだな、たぶん)。机の下の棚に冷蔵庫が入ってて、扉が2重なのはいいんだけど、棚の扉が左開きで冷蔵庫の扉が右開きってのはどんなんだ。でも冷蔵庫に酒のツマミの他にチョコレートが入ってるのは良いぞ、結構大きい袋だったので食べきれず持って帰っちゃいました。


新潟県

◆新潟東急イン

所在地:新潟駅北口

宿泊費:シングル素泊まり=8900円

実況(1997):チェックイン時に「お二人様のご用意がしてありますが,そのままお使いください」と言われたので,??と思いながら部屋へ入ったら,ダブルベッド(たぶん)だった。8900円でダブルとは偉い。でも部屋の冷蔵庫にコーヒーがなかった。

◆新潟ワシントンホテル

所在地:新潟駅南口

宿泊費:シングル素泊まり=7000円程度

実況(2002):新潟駅のコンコースから通路が続いているので雨でも傘不要なのが便利。カードキーを滞在中ずっと持っている方式なので、チェックインとチェックアウト以外はフロントを通らずに済むので、テレビ番組表をもらい忘れる。カードキーの使い方を説明するための模型がフロントにあるのは偉い(てゆーかそんなにわかりにくいシステムは変えたらどーか)。ベッドはセミダブルかな、結構広いけど、ベッドパッドの幅が足りてなかった(そのくらい合わせとけって)。ウォシュレットなのは良い。冷蔵庫の品揃えも趣味に合う。でも4泊目に部屋に戻ったら、備品の位置はデフォルトに戻っているのに、空き缶が捨ててなくて、コップに残っていた水もそのままだった(備品の位置は戻さなくていいから空き缶を捨てとけって)。朝、エレベータホールの角で森尻さんと鉢合わせして、真向かいの部屋に泊まっていたことが判明。


福島県

◆会津若松ワシントンホテル  2004.5.1

所在地:会津若松駅東

宿泊費:シングル素泊まり=7000円〜、インターネット割引あり

実況(2004):駅近くだけど真前ではなく、繁華街からも外れているので、車でも鉄道でも行きやすく便利。駐車場は有料で、ゲートで駐車券を取りフロントで清算する方式。フロントがちょっと奥まった場所にあってわかりにくい。部屋のキーが穴あきプラスチックカードで、印刷がちょっと擦り切れていた。部屋はわりと広く、ベッドが蝉ダブルなのはいいんだけど枕が2個あるのを横に並べるなよ(普通シングルルームなら縦に積むだろう)。薄いバスローブのような部屋着あり。ウォシュレットもあり、バスタブが深くて良い。冷蔵庫の中身は少ないがロックはされないタイプなので、自分で買ってきて入れるの可。レストランはワシントン定番の「ガスライト」の他に和食と喫茶がある。和食は郷土料理をひととおり揃えているという点でおすすめ(でも田楽の写真で里芋だと思ったのが餅だったべ)。喫茶でも一応スープ・メイン・デザート・コーヒーと揃った食事ができるが、トンカツの梅ソースは美味かったけどさー、デザートがソフトクリームの小豆かけと杏仁豆腐だったよ。どーゆー組み合わせだ。

◆ふるさと荘

所在地:大沼郡三島町,宮下から只見川を挟んで対岸

宿泊費:一泊二食=5500円前後

実況(1987-1991):三島町の町営である。だから建物もわりときれい,食事もまあまあ,風呂は温泉で広い,そのわりに安い。滅多に料金改定されないのは町議会で決定するのが面倒だからだそうである。ちなみに泉源は金探が鉱床探査で掘ったボーリングで55℃,これをそのまま風呂に入れているのでやや熱い。連泊していると食事内容は変えてくれるが,食事の時間だけは融通がきかないので,日が暮れると帰って来る地質屋にはいいけど,夜も仕事をすることのある物探屋にはあまりお勧めできない。しかし笹気氏が夕食にお銚子を一本たのんだが飲みきれなくて,まかないのオバサンに「部屋へ持って行ってもいいですか」とききに行ったら,おひたしを作ってくれたそうである。でも弁当を頼むとおむすびと漬物しか作ってくれないのでちょっとさびしい。1987年から奥会津の調査で定宿にしていたが,ここ数年は混んでいて取れないことが多い。なにしろ10室しかないのが唯一の欠点である。隣に同じく町営の物産館があって特産品や民芸品を売っている。その2階で展示販売されている桐箪笥は高級品揃いで見応えあり。その向かいに「桐の里倶楽部」という只見川に面した展望温泉(町営)があり,ふるさと荘のフロントでタダ券をくれる。また「桐の里倶楽部」から出る只見川下りの船(これも町営)の手配もふるさと荘のフロントでやってくれるが,隣の柳津町との境で引き返してくるのはいかにも町営で笑ってしまった。

◆和泉屋

所在地:大沼郡三島町,宮下駅前

宿泊費:一泊二食=6300円(弁当を作ってもらっても大差ない),1997年頃に廃業か?

実況(1989-1997):由緒ありそうな宿である。建物は古い木造であるが,部屋によっては立派な床の間があったり,柱に絵が描いてあったりする。お客のある部屋には本格的に花が活けてある。5月頃に行くと,玄関にツバメが巣を作っていたりして田舎気分を満喫できる。何より食事が良い。一泊目にはかならず馬刺しと山菜の天ぷらが出る。沼沢沼で養殖しているという姫鱒の塩焼が出ることもある。夕食は部屋だが,朝食は仏間で宿泊客が顔を合わせることがあり,ここで福島大の地質の学生に会ったことがある。風呂は温泉ではなく,普通の民家の風呂場よりちょっと広い程度であるが,温泉に入りたければ「桐の里倶楽部」のタダ券をくれる。但し「桐の里倶楽部」へ歩いて行くのはちょっと遠いかもしれない。お客の世話をするのは年配のオバサン二人で,ご主人は一人しかいないようなのだが同年配のオバサンがなぜ二人同居しているのかは謎である。腰の曲がったオバサンが御膳や布団を「よっこらしょ」と持って来ると,手伝わんといかんかなと思ってしまう(が,手伝ったことはない)。布団はいまいち煎餅である。それと田舎風の木造家屋なので,隣の部屋との間が襖だったりして,隣のテレビの音がうるさかったり,透かし彫りの欄間からタバコの煙が入ってきたりするのがいかん。しかし,部屋数は少ないけど混んでいることはまずないので,たいていは「隣」のない部屋にしてもらえる。ふるさと荘が取れない時の定宿。ただ管理がえーころかげんなので,稀にオーバーブッキングとなることがあり,椙腹氏は追い出されたらしい。

付記:和泉屋流カメムシの取り方:会津にはカメムシ(クサムシともいう)が多い。というわけで和泉屋の廊下の片隅には,コーヒーの空き瓶に洗剤入りの水を入れたものと割り箸が置いてある。これをどうするかというと,割り箸でカメムシをはさむかたたき落とすかして,瓶の水の中へ放り込むわけである。カメムシはしぶといのですぐには死なないで強烈な臭いを発するので,水へたたきこんだらただちに廊下へ持ち出して,元の場所に戻す。しかし1匹や2匹ではないので,これを何度も繰り返すことになる。笹気氏は夜中まで奮戦していたようだが椙腹氏は素手で取っていた。昼間にオバサンが部屋の掃除をする時に,カメムシも取っているそうだが,帰って来ると何匹もいる。オバサンによると「窓の敷居から入って来る」のだそうだが,窓は一応アルミサッシなので,一体どこから入るんだろうと思っていたら,朝方,サッシの下の木枠とその下の壁との間が明るかった。これではカメムシくらい通れるわけである。

追記(1996):肘折に2泊したあと和泉屋に7泊した。やはりカメムシ攻めに会った。オバサンが夕食を持って来て,「クサムシ,どっから入ってくんだかなあ〜」と言っていたが,廊下の窓が網戸もないのに開いている。呑気なオバサンである。今年はモルモットが2匹,うちのハムスターのカゴより小さいようなカゴにぎゅうぎゅう詰めで飼われていた(もっともうちのはハムスターの大きさからすると豪邸なカゴである)。それをのぞいていたらオバサンが来て,「これ,ハムスター」と言った。「ハムスターの研究レポート」にハムスターとモルモットの区別のつかない飼い主の話が出てくるが,まさかこんなところに実在するとは思いませんでした(その後,意外に多いことが判明)。

追記(1997):どういうわけか新人巡検で砂子原の案内をすることになってしまったので,新人を引き連れて和泉屋に2泊した。モルモットは健在であったが,「ハムスターという名前のモルモット」であるという新説が出された(2匹ともハムスター?)。新人から「どーしてオバアサンが二人いるんですか?」ときかれたが,私も知りたいっす。

追記(1998):塔社氏が予約しようとしたらあっさり断られて,どうも営業していないらしいということである。去年の新人巡検の時は簡単に泊めてくれたが,バアサンも足が悪そうだったところをみると,本当は営業していなくて,馴染みの客だけ特別に泊めているのかもしれない。新人巡検以降は行ってないので詳細は不明。

◆栄光館

所在地:大沼郡三島町,宮下町内只見川畔

宿泊費:一泊二食=1987年に7000円前後

実況(1987):ふるさと荘が満室の日に一泊だけ泊まった。温泉なのでこの地域にしてはちょっと高めだが,食事は大したことはない。宮下の町のある沼沢軽石流の堆積面から只見川に降りるので,その道が狭くて急傾斜でヘアピンカーブなのも厳しい。気に入らなかったのでそれ以降は泊まっていない。耶麻源氏がひとのナワバリを荒らしに来てギックリ腰になった時,ここに泊まっていたらしい。

◆扇屋

所在地:南会津郡舘岩村松戸原(まっとのはら)

宿泊費:一泊二食=7500円

実況(1994):舘岩村役場に電話して紹介してもらった宿。二泊だけ泊まった。温泉ではないが,車なら木賊カルデラの中にある湯ノ花温泉の共同浴場へ行ける。会津高原(高杖)スキー場に近い(でも歩いては行けない)ので冬場がオンシーズンだそうだが,10月には他に客がいなかったので離れの貸し切りとなり,食事だけ母屋へ行ったので母屋の客室の様子はわからん。食事はまあまあだが,離れの貸し切りでなかったらこの地域でこの値段は高いかも。母屋へ行くと座敷犬の相手をさせられる。血統書付のシーズーで名前はゴンちゃんである。犬を飼ったことのある方はご存じと思いますが,犬の登録名は「○○号」なので,ゴンちゃんは「ゴン号」であろうか(血統書が展示してあったが見てこなかった)。「ゴンスケ号」の方がマシなような気がする。犬の相手だけならまだいいが,オバサンが話好きでなかなか解放してくれない。夕食時はまだしも,朝食時に話し込まれると仕事に出れん。愚痴っぽい話が多くてかなわんかった。暇で話好きの方はどうぞ。

◆駒止峠の茶屋

所在地:南会津郡田島町,駒止(こまど)峠

宿泊費:不明

実況(1993):山小屋風で囲炉裏があっていい雰囲気である。宿泊もできるらしいが泊まったことはない。とち餅がおいしい。とち餅と蕎麦を食べるだけでも行く価値あり。ついでに駒止湿原を歩いてくるというのがおすすめコース。でもつくばから日帰りはちょっと遠いかも。

◆さゆり荘

所在地:南会津郡南郷村さかい温泉

宿泊費:一泊二食=8000〜9000円程度

実況(1998-2002):村営の温泉宿。ちょっと高いように思えるが値段だけのことはある。建物はちとぼろいが,部屋は最低8畳でトイレ・洗面付,何より食事が良い(ので太る)。朝食にコーヒーが自由に飲めるのもうれしい。布団はぼろくはないがちと煎餅でマットレスなし。窓に網戸がないが,高台にあるせいか,窓を開けていても虫はあまり入って来ない。エアコンもついている。職員は愛想が良くてあまり訛っていない。そーいえばふるさと荘でもあまり訛ってなかったな。夕食は部屋なので時間をある程度指定できるが,朝食は食堂で7時半だというので8時半くらいまでに行けばいいだろうと思っていたらいきなり館内放送でたたき起こされた。宿泊者の少ない時は直接電話で起こされる。20室あるのでシーズン(スキーシーズンと夏休みであろう)以外はわりと空いているとみえて,たいてい他に2,3組しかいなかったが,なぜか一日おきくらいにじいさんの3,4人組がいた。さすがに土曜夜の宿泊客はやや多くて,夜は部屋食だからわからなかったのだが日曜の朝食がいきなりバイキングになっていた。定員の半分くらい泊まっていただろうか。そんでもって月曜朝は貸し切り状態だった。最終日の夕食にはケーキが付いていた。打ち上げてくれたらしい。面白いから定宿にしよっと。

追記:ここの源泉はたしか金探の試錐で昭和45年掘削。フロントのねーちゃんいわく「同い年くらいでしょう?」10年くらい違うって! 宮床湿原近し。筑波のどっかの研究所から宮床湿原の調査に来てさゆり荘に滞在した人がいたそうだが,なまもの系なら農水省かな。

追記(1999):布団を自分で敷こうとして,たたんであるシーツをばさっ!と振ったら,なぜかバラけた。?? よく見るとシーツをたたんだものではなくて枕カバーのたくさん重なったものであった。フロントに電話したら,にーちゃんが笑いをこらえながらシーツを持って来た。

追記(2000):夏休みでもお盆以外は土日もあいているそうである。確かに周辺には村営スキー場以外はなにもないけどね。夏場は釣りの人が多く,滞在する人も結構いる。食事はさらに改善。懐石料理のようで見た目も感動。でもちょっと多すぎる。

追記(2001):今年から村営ではなく三セクか何かになったらしい。夕食が部屋ではなく食堂または大広間で,朝の放送がなくなった。夕食の量がちょっと減ったが,いままでが多すぎたのでちょーど良いくらいである。手打ち蕎麦と地元野菜サラダが付くのがおいしい。7月下旬,ホテル南郷と共催の親子イベントとかゆー行事があって,1日だけうさぎ屋に避難。釣り大会で混むこともあるらしい。

◆ホテル南郷

所在地:南会津郡南郷村さかい温泉

宿泊費:さゆり荘よりちょっと安い?

実況(1998):浦和市(現さいたま市)の保養施設だが市民でなくても利用できる。お申し込みはさいたま市役所へ。さゆり荘とは沢を挟んで向かい側。建物は新しくて洋風山小屋の外観だが中はほとんど和室。最初はこちらに泊まろうと浦和市役所へ電話したら,期間中に点検休館日があるので連続では取れないと言う。1日2日なら移動してもいいと思ったら4日間も休館だというのであきらめた。なにやら毎月不定期に休館するらしいので仕事で連泊は取りにくいかも。シーズンはやっぱり冬で,冬休み中は市民以外はほとんど取れないみたい。

◆うさぎ屋

所在地:南会津郡南郷村さかい温泉

宿泊費:一泊二食=8000円程度

実況(2001):和風ペンション(自称)。おばちゃんは東京下町出身で,5年ほど前に「ここを田舎にした」そーである。さゆり荘のすぐ下の国道沿いで,広くてきれいな建物で,部屋に洋式トイレと洗面所が付いているのは良いが,水道は押すと一定量出る方式で,顔を洗ったりしにくい。食事はさゆり荘と同じくらい。スキー客と釣り客がメインで,時々さゆり荘からこぼれて来るという。


山形県

◆金生館

所在地:最上郡大蔵村,肘折カルデラ内黄金温泉

宿泊費:一泊二食=7000円程度

実況(1996):オバサンの言葉がわからん!! ダニエル・カールの山形弁ならわかると思って安心していたのに〜。 それはともかく,肘折カルデラの端っこには肘折温泉があって,こちらの方には山ほど温泉宿があるが,黄金温泉は肘折カルデラの真中へんにあって,旅館は3軒である。すぐそばに「カルデラ温泉館」という公共入浴施設がある(名前がすごいなあ‥‥)。金生館は黄金温泉で一番大きい旅館である。内容はまあ普通の温泉旅館。男女別の露天風呂(屋根がかけてあるから厳密には露天ではないかもしれないが)があり,それを考えると安い方かもしれない。食事は純和食で,夕食はどれも魚でどれも醤油味‥2泊でうんざりした。朝食は1階の広間で,7時から8時までというのは低血圧にはちときつい(ただでさえ和食は食べたくないのに)。部屋は普通だが,部屋数の割には洗面所とかトイレが少ない。その割にトイレや洗面所で人に会わないのは謎である(宿泊客が少ないわけではない)。トイレは消毒剤(ショウノウみたいなやつ)の臭いがきつくて,目が痛くなるので閉口した。あまり長居はしたくない宿である。でも肘折カルデラ内ではどこでも大差ないだろうとは思う。新庄に泊まった方がよかったか?


宮城県

◆グランドプラザ浦島

所在地:築館町、国道4号沿い

宿泊費:シングル素泊まり=6000円程度

実況(1995-1998):葛根田に行くのに途中で一泊する時,駅前の旅館やホテルだと駐車場がなかったりするので,駅前じゃないところを探したらここしかなかった。名前はおおげさだが別に高くない。国道沿いだが市街地を外れているので車ならとても行きやすい所にあり,部屋も良。レストランは味は普通だが雰囲気がいまいち大衆食堂みたい。透明ビニールのテーブルクロスはやめてほしい。

追記:2000年改築したらしい。その後未見。

◆JALシティ仙台  2003.11.24

所在地:仙台駅すぐ北

宿泊費:シングル素泊まり=8500円〜(ネット割引あり)

実況(2003):地図では駅のすぐ横に描いてあるが、駅の出口は真中へんなので出てすぐとはいかない。駅から続くペデストリアンだけでほとんど行けるのは楽だけどね。カードキーを持って歩く方式で、テレビ番組表は無いがフロントに夕刊があり、朝は朝刊がドアノブに吊ってある。部屋は綺麗で広くて蝉ダブル、デスクと椅子の他にミニテーブルと椅子もあります。いらんのにズボンプレッサーがあり、そしてさすがJALなことに「うどんですかい」と「そばですかい」が備えてある。これは小腹が空いた時に良いでしょう。冷蔵庫はテレビ下の棚に入っているが、どこぞのホテルと違って棚も冷蔵庫も左開きです。中身はちょっとアルコール偏重だぞ。バスルームは広く、バスタブがとても広い。足が完全に伸ばせるのは珍しいと思う(そーでもないと思う人は背が低いか足が短いと自覚すべし)。ウォシュレットはかなり初期に導入したのか機能がとてもシンプル。浴衣の代わりに長ーいシャツみたいのがあるのは良いが、これおやぢが着たらたぶん見るに耐えないであろう。スリッパだけがなんだか安っぽいと思ったら、本体は紙製の使い捨てで、使い捨てじゃない底にマジックテープで止めてあるみたいです。水虫対策か。そして線路のすぐ横なので結構電車の音が聞こえるが騒いというほどではなく、却って「鉄」には楽しいくらいです。


秋田県

◆鳳(おおとり)

所在地:雄勝郡皆瀬村,小安大噴湯の上流側約1kmの道路沿い

宿泊費:一泊二食=6000円前後

実況(1986-1993):同和工営の人に教えてもらった民宿。地熱利用温水プールの隣。1986年当時,わりと新しかったらしい。大鳥谷沢のそばにあるので「おおとり」というそうである。部屋数は少ないが,風呂は男女別で温泉である。ご主人は横浜だかどこだかで寿司の修行をしてきたとかで,食事が非常に良い。酒盛りをすると寿司や稲庭うどんが出る。鯉の活き造りが出たこともある。活き造りの魚が弱ってきたら酒を飲ませるとよいが,弱ってないのに酒を飲ませると飛び跳ねて刺身が飛び散るとかいう話を聞いた(実験はしてません)。地元産の山菜・茸の類もよく出るし,おいしい。宴会のみでも引き受けている。最初は5000円程度であったが,食事の内容にしては安すぎないかと思っていたら,やっぱりその値段ではやってけなかったということで,だんだん値上がりした。ご主人は入り婿だそうだが,愛想もよく豪快な人物で,日本語のわからない外人が飛び込んで来ても泊めてしまうという太っ腹な人である。この主人の人柄と料理の良さで繁盛しているとみえて,増築したにもかかわらず最近は予約が取りにくい。余談だが1987年から1990年にかけて毎年8月に行くたびに,奥さんのおなかが大きいか生まれたてのがいるかだったので,子供は4人はいるはずで,家中を走り回っている。商売繁盛に子沢山,婿殿の鑑である。

◆兼子商店

所在地:雄勝郡皆瀬村,小安大噴湯のすぐ上流側の道路沿い

宿泊費:一泊二食=1986年当時4500円

実況(1986-2001):武乃氏の定宿。土産屋とガソリンスタンド(小安では唯一)も営業している。秋田弁でないと通じない。1986年に初めて行った時は,電話で予約したのに,行ってみたら「知らねー」と言われて往生した。この時は佐々多氏と一緒に行ったが,佐々多氏はたまたま組合の委員長で多忙だったので3日で帰ってしまった。2日後に武乃氏が来たが,一緒に台風も来た。食事は値段なりである。翌年から鳳に替えてしまった。数年前に改築したが,その時に旅館はやめてしまったようで,最近の皆瀬村の観光パンフにはのっていない。しかし土産を買いに行くとしっかり覚えていて,「地質調査の人だべ? たきのさん(武乃さんのこと)元気?」と聞かれる。最近は大噴湯のそばにも土産物の店を出し,土産部門を拡張している。品揃えは多いので土産はたいていここで買う。稲庭うどんの屑はお買い得。電車+レンタカーで行った時は,サンプルを送るための箱もここでもらっている。

追記(1998):また改築して,旅館が表に出てきた。(実はずっと裏で営業していたのか?)

◆湯沢ロイヤルホテル

所在地:湯沢市,市街地の国道13号沿い

宿泊費:シングル素泊まり=6000〜7000円

実況(1993-2001):1993年に鳳に電話したら,工事関係の人で3カ月くらい満室だと言われ,小安の他の宿も同じ状態だったので,やむをえず湯沢市内に取ってみたが,予想外にいいホテルで,部屋は○,レストランは◎である。レストランは1つで和洋中とこなしているが,いくら結婚式場併設とはいえこんな田舎町で,と驚くほど味は上等。洋食のコースのデザートなんか,タルトやムースの盛り合わせにデコレーションがしてあったりして感動ものである。さらに特筆すべきはイタトマが入っていることだが,雨の日に早めに帰ってきてケーキでも食べようと思い,「部屋に持って帰る」と言ったら,箱ではなくお皿でくれたので,これを持ってロビーを突っ切ってエレベーターに乗るのはちょっと恥ずかしかった。ベーカリーもついているのでホテルメードのパンも買える。フロントで宅配便が着払いで出せるのも便利。郵便局とスーパーもすぐそば。ただ幹線国道沿いなので右折での出入りはほとんど不可能である。従って小安へ通う時は,行きは三関から三途川・木地山経由または宇留院内経由,帰りは稲庭経由とするのが正解。

追記(1998):8月のお盆明けに取ろうとしたら,「西馬音内の盆踊り」と「大曲の花火大会」に阻まれて3日しか取れなかった。西馬音内はともかく,湯沢から大曲はけっこう遠いのに。

◆ホテルハワイ

所在地:秋田市内

宿泊費:シングル素泊まり=6000〜7000円

実況(1995):何やらあやしげな名前だが,ふつーのビジネスホテルである。本店と駅前店とラグーンがある。ラグーンというのは要するに新館だが,ハワイらしい名前をつけただけらしい。本店とラグーンは向かい合わせに建っていて,駅からは歩いて行こうと思う限界の距離にある。秋田市で地熱学会があった時にラグーンに泊まったが,ちゃんとしたレストランは本店にあって,ラグーンにはティールームしかなかったので,食事が不便だった(といっても裏道を渡るだけですが)ので本店に泊まればよかったと思った。部屋は照明がミョーに明るくて仕事をするにはよかった。駅前店に泊まった矢渚和氏によると,駅前店は机が狭くて発表の準備には不便だったそうである。


岩手県

◆岩手第一ホテル

所在地:盛岡市,高松池とNHKそばの国道4号沿い

宿泊費:シングル素泊まり=6000円程度

実況(1995-1999):駅からは遠いが,車で行くとなかなか便利な場所にある。岩手大もすぐ隣なので,大学に用のある場合も便利。日重化の事業所も近い。部屋はいまいち年季が入っているが,レストランは和洋中とそろっていてまあまあ。葛根田の温泉宿に一人で泊まるのは面倒なのでついついこういう所に泊まってしまうんだなー。岩手大で地熱学会があった時にここを知っていれば,ユースホステルの毛布でくしゃみに悩まされることもなかったのに。でも隣近所の部屋でカラオケをする奴が結構多くてかなわん。まさかフロントで「まめから」の貸し出しをしてるわけではないと思うけど。

◆ペンションさんりんしゃ

所在地:岩手郡雫石町,網張温泉

宿泊費:忘れた

実況(1986):三輪さんという方がやっているので「三輪車」であるらしい。井志度氏の知人だそうである。1986年に7人ばかりぞろぞろと仙岩地域めぐりをやった時に一回泊まった。普通の洋風ペンションで食事も良かったような記憶がある。地元限定の山ぶどうワインとかいうのが出て,味見だけしたがなかなかおいしかった。土産屋などで売っているのは大抵おいしくないので注意しよう。このペンションを出たあと,11時頃になって待囃氏が「朝食がしっかりしていたので,まだお腹が空きませんね」と言ってるそばで那顔氏が「腹へった」とつぶやいていた。

◆ホテルインター

所在地:水沢市

宿泊費:シングル素泊まり=5000円程度

実況(1999):東北道水沢ICから5分程度の国道4号沿い。便利そうなので秋田に行く途中に泊まってみたが,死ぬほどボロい。簡単に蹴破れそうな木製のドアとちゃっちい鍵,洗面台に一面のヒビ。次はやめとこう。


青森県

◆むつグランドホテル  2003.5.18更新

所在地:むつ市東部

宿泊費:シングル朝食付=8000円程度

実況(2002):たぶんむつ市で、とゆーことは下北半島でいちばんいいホテルだと思うが別に高くない。むつ市中心街の東側の高台にあり、公共交通はないが車なら文句なし。部屋は広めでウォシュレットがついててバスタブが大きめで良。連泊すると、すみっこにどけといた灰皿なんかを掃除のときにデフォルト位置に戻してあるのが普通だが、ここは戻してなかった。そーゆーホテルは初めてです(歓迎)。別館に斗南(となみ)温泉という温泉があって宿泊客は無料で入れるが、設備はほとんど銭湯である。露天風呂が広いのは良いが、電気風呂というのはいったい何なんだ?なんかピリッときたけど眼鏡をしてなかったので説明が読めなかった(ド近眼)。レストランは最上階で眺めは良いが、夕食は完全予約制で懐石か洋食コースしかないので、毎日ってわけにはいかない。最終日だけ洋食コースにしてみたら、本格的で値段だけのことはある。ジャガイモの冷たいスープの真中にトマトのシャーベットが落としてあって、くずしながら食べるというのは初めてだがなかなか面白い味だった。シャーベットの上にバジルの素揚げが載っていたので気づかなかったが、日の丸のつもりだったか?W杯で日本がチュニジアに圧勝した日だった。デザートはフライド?アーモンドのアイスクリームでこれも珍しくもうまい。極めつけにエスプレッソが小さな金属製の脚付きカップで来た。いいんだけどやっぱしもっと軽い定食もあると嬉しい。

追記(2003):斗南温泉に行って眼鏡をかけて入って、電気風呂の説明を読んできました。肝心の原理は書いてないが「お湯を通じてピリピリと心地よい感触を楽しめます」だそーです。いやピリピリどころかビリビリくるんですが!はっきし言って感電します。ペースメーカーとか使ってる人はまずいんでは‥‥心臓に持病のある人は駄目とかいろいろ書いてあったけど。私は入りたくないが、入ってる人を目撃した。この温泉、外来(?)は1回500円だが回数券割引あり。お湯はちょっと茶色っぽいけどアルカリ性単純泉。それと、この近くのバイパス沿いに、ステーキ&ハンバーグ店でサラダ・スープ・御飯食べ放題、という店ができているのを発見。次から晩飯はここだな(フォルクローロの場合も同)。

◆フォルクローロ大湊  2003.5.18

所在地:むつ市大湊駅前

宿泊費:シングル朝食付=6000円、連泊割引あり

実況(2003):知ってる人も多いと思うがフォルクローロというのはJR系なので、大湊駅のすぐ隣で交通至便(大湊線の便数が多ければの話)。大湊駅レンタカーの営業所はフォルクローロのフロントです。シングルルームはちょっと狭いが部屋はかなり綺麗で、窓の真下に線路の終点がっっ!てとこは「鉄」な方におすすめ(フィールド日記に写真)。終点の先はフォルクローロの駐車場で、万一列車がオーバーランしても被害は車だけで済むってゆーかそーゆー問題か。机の引出しに簡易時刻表と、JR車内誌トランヴェールが入っている。ベッドはセミダブルでなく律儀にシングル幅。バスタブは大きめで良いが、バスルームに換気扇が無く、バスタオルを掛ける所が無く(ふつードアにフックが付いているものだ)、お湯や水を出していると勝手に量が減ってくるのでシャワーなどを使っていると温度が一定しない、と風呂関係がほとんど唯一の不満。あとはまあ、安いからというかそーゆー主義なんだろうけど、晩飯は全く用意されないので外に食べに行くことになっている、だから周辺の店をいろいろと教えてくれる。コーテシーサーバーとかじゃなく小型の電気ポットがあるのは嬉しい、カップ麺でも楽勝です。それと冷蔵庫は空なので自分で買って来て入れる。朝食はバイキング形式で、和洋両方揃えるとバリエーションが乏しいのはしょーがないが、朝から照り焼きチキンとか和風ハンバーグとかよーわからん品揃えである。毎日変わるのだけは偉い。食べなくても宿泊料は安くならない、ってゆーか本当は朝食付ではなく朝食は無料ってことになってんだよね。あ、それから、有料放送で普通の映画とアダルトとあるんだけど、そのプログラムが無い。アダルトはともかく、普通の映画は好みってもんがあるからプログラムが無いと不便では。普通のテレビの番組表は毎日置いといてくれる。総体的には悪くないよ。それにしても、去年は大湊でレンタカーを借りてグランドホテル、今年は八戸でレンタカーを借りてフォルクローロ、ってのは、どう考えても交通機関と宿の組み合わせが間違っとる。「はやて」が開業したせいではあるけど。


北海道

◆ホテル入川

所在地:函館市,湯の川温泉

宿泊費:一泊二食=9000〜10000円

実況(1992):IGC1992のプレ巡検が函館で解散した後,その日の飛行機が取れなくて翌日だったので函館で一泊しようと思ったら,函館市内も取れなくてここになった。海岸なので温泉はかなりの塩味である。夕食にはイカソーメンがついたが,泊まり客が多いせいか,切ってからずいぶん時間がたってるみたいでいまいちだった。たまたまその晩は花火大会があって,ホテルの屋上から真ん前に花火を見ることができたのだけがラッキーであった。

◆フィットネスホテル330函館

所在地:函館市,函館駅前

宿泊費:シングル素泊まり=8000〜10000円

実況(1996):いやー贅沢をしはじめるとやめられないもんである。特に,大勢だとボロい宿でわいわい騒いでも楽しいものだが,一人でボロ宿に泊まるのはミジメである。というわけで足が出ようが何だろうが,なるべくいい宿に泊まるようになってしまった。しかも年とともにぐーたらになる。濁川へ3泊4日,うち1日目と4日目は飛行機に乗るだけにしたので,正味は函館発着1泊2日である。駅レンタカーにしたのでなるべく駅に近いホテルが便利,と思ったが駅前のハーバービューホテルが取れなかったので,次に近いここになった。行ってみて初めて知ったのだが与論島プリシアリゾートと同じミサワグループである。すると330とはミサワの語呂合わせであるらしい。部屋は上等でウォシュレットが付いている。ハーブ入り入浴剤もおしゃれ。フィットネスジムやプールもホテルに付属しているが使わなかった。レストランは1階の洋食が平日夜は休み,最上階の和食は設備はきれいだがメニューはありきたり(「北海セット」なんかを食べたい人はいいかもしれないけど,カニなんか食べたくないよーだ)。つまらなかったので2泊目は結局ハーバービューホテルのレストランまで行ってしまった。でもこれも別に大したことはなかった。八雲もそうなんだけど,このへんでは朝食にイカ刺しがつくらしい。いくらイカの産地でおいしいとはいえ,朝メシに刺身を食うかー?と思ったけど,このへんでは食うそうです。イカは夜釣るから,取れたてってことか。

◆八雲ローヤルホテル

所在地:山越郡八雲町,町内

宿泊費:一泊二食=8500円程度

実況(1996):ガイドブックには「北欧風」と書いてあったが,確かにペンションみたいな外観。部屋数は少ないが客も少なそうで,すぐ取れた。部屋は普通のシングルだが,ベッドの上に普通の布団がのっかっていた。バスルームの換気がちょっと悪い。予約の時に「食事付にしますか?」と聞かれ,八雲じゃ外で食べる所もなかろうと思って食事付にしてもらったら,1階のレストランではなくて(「祭り期間中レストランは休業」と張り紙が出ていた),普通の旅館のような食事を部屋に持って来て,机が狭くて置けないので困っていた。食事内容は良い。3000円は取るだろうと思っていたら1500円だったので驚いた。しかしその食器を片づけに来なかった。朝食はなんとかの間だというのでパンフを見たら結婚式場(披露宴会場じゃないよ)だった。それより朝っぱらから外でカンカン音がするので何だろうと思って覗いたら,ホテルの前の道路にたこ焼き屋とか綿菓子屋とかの露店がたくさんできつつあって,車が出れなくなりそうだったので,早々に出発した。メインストリートでもないのにホテルの真ん前でお祭りをするとは予想しなかったなー。まあ,お祭りの日にぶつかったのが不運なだけである。安いから許そう。


トップページ